先日アップした「Chirihama Sand-Flatsの映像からKawasaki車を集めてみた」について、いろんな人から「渋すぎる」「パーフェクトにカッコいい」など、お褒めの言葉をたくさん頂き本当にありがとうございますm(_ _)m
やっぱりChirihamaレースの映像編集は楽しい。
イベント自体が明るく華やかで垢抜けた雰囲気があるから。そしてその理由のひとつはイカした女性レーサーが参戦してるからです。50年も昔の旧いバイクを皆の原型が全く無くなるくらいにイジり倒したハーレーやトラで、砂撒き散らしてケツ振りながら前傾で疾走する姿はもう・・・
ということで、女性レーサー(フラッグガール含むwww)を中心に編集したバージョンもアップしてみました。
若者のバイク離れと言われるようになって久しいけれど、ワタシ個人的には「かつてのバイクブーム」のようなものが起きて欲しいかというと全くそう思わないし、どんなに頑張っても市場規模が30年前のものに復活することなんて、まず考えにくい。
「昔は・・・」と、盛り上がっていた過去の業界を懐かしむというのも楽しみ方のひとつの姿なのかもしれないけれど、個人的には昔よりも今のほうが自由に楽しめる土壌が出来ていると思います。
かつてメーカー同士で過当競争を繰り広げていたレーサーレプリカ全盛時代には「速い」ことがエラかったし、アメリカンやSR、TW等のストリート系が盛り上がった頃は「早い」(流行る前にやる)ことがエラかった。
だからみんな、「馬鹿にされないように」「乗り遅れないように」とどこか気張っていた空気が、自分にとっては今思い出すと懐かしくも少し息苦しい。
情報も価値観も多様化した今は「ブーム」を作り出すこと自体が難しくなっているし、皆がメディアの仕掛けにも引っかからなくなってきてます。
だからこそ「好きな人だけが思い思いに自由にやってる」今のカンジの方が本来あるべき姿のような気がしてます。
バイク持ってませんけど。
そしてその一方で、やっぱり常々思うのは盛り上がったり華やかになったり楽しくなるのに「女性の存在」は絶対に必要だとも。
女性は「女性がいる」ことに安心するし、男は女性がいると夢を持つから。
昔はバイク=硬派というイメージが無くもなかったけど、少なくとも自分には厳しく硬派な世界はあんまり楽しいと思わないしwww、硬派という言葉には少し浅はかな側面があると思ってます。
昔、ダウンタウンの松本人志氏がこんなことを言ってました。
「硬派になるのは誰にでもできるけど、ナンパになるには勇気が必要。ナンパは拒絶されるリスクを背負う必要があるけど、硬派は拒絶されるリスクから逃げることだからだ。硬派な奴が硬派を美化してナンパをバカにするのは、ナンパになる勇気が無い自分を正当化するためでしかない」
ここで言う硬派は「ストイック」という意味よりも、(特に女性に対して)「閉鎖的・排他的」という意味で。
異性に対してだけでなく、ジャンルや文化に対してもナンパ(開放的)でありたいです。
ガチガチにひとつのジャンルにまとめ上げるのではなく、好きなものを好きなように取り入れて、ナンパになってしまった方が絶対に楽しいと思う。
ダサいと言われたり間違えていると指摘されるリスクは高くなるけど。
なんだかんだゴチャゴチャと言ってみたけど、要は女性がいた方が場が華やかで楽しくなるし、華やかで楽しい世界に憧れる自分を正当化したいってだけのことなんですけどね。
そして日頃の努力のおかげか(?)、2年前まで女性ユーザー比率は2%くらいだったのが9%くらいまで上がってきました!
目標は50%。無理かねぇ・・・
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