バイクに乗るのであれば、ここ日本では都道府県関係なくヘルメットの着用が義務付けられています(アメリカは州によってはノーヘルOK)。
そうすると、バイク乗りに自ずと発生する問題が
「ヘルメット着用によって、セットした髪型がペッタンコになる」
という副作用。
ボクの場合「髪のトップを上へ持ち上げる」というセットが必須なので、この問題は切実でした。
なぜ自分にとって「髪のトップを上へ持ち上げるセット」が必須なのかというと、ボクの頭の頭頂部が割と平坦なので、頭頂部がペッタンコになると頭のシルエットが消えて「顔だけシルエット」になるからです。
更に顔の形が「面長」なので、頭頂部の髪を持ち上げていないとバランスが悪くて、なんともキモい感じになるのです。
これは悩みを通り越してもはや恐怖。
更に言うと、ボクの髪質は「サイドが立ちやすい」という性質なので、ヘルメットを被る前には「サイドを寝かせてトップを立たせる」というセットをしたはずなのにヘルメットを被った後は
「トップが潰れてサイドが広がる」
というむごたらしい逆転セットになります。
これが嫌で嫌でたまらない。なのでヘルメットを軽そうなものを選んでみたり、ハードWAXで立たせた状態で更にハードジェルでガチガチに固めてみたり、様々なことを試しては失敗を繰り返しました。
髪のセット方法、使用する整髪料はもちろん、ヘルメットの中身(スポンジ)を抜いてスカスカ軽量にしてみたり(実はこれは逆効果)、道交法に触れる「装飾用のヘルメット」にしたり、とにかく色々と試した。
この熱意とヤル気は仕事へ向けられるものよりもはるかに熱く、研究の結果はもはや「熱意もやる気もないプロの美容師」よりも深い見解を持っているのではないかと思う。
そのくらい、様々な仮説と試行錯誤を繰り返してきました。
そうこうするうちにノウハウが蓄積されて、ヘルメットを長時間被ってもかなり良い感じにセットがそれなりに保たれるようになりました。
これは(恐らく)自己満足ではないと思う。
その証拠に以前に大勢でツーリングにでかけた際に、2時間ほどかけて目的地へ着いてからアメリカンに乗った若い女性から
「あれ?!ヘルメットずっと被ってたのにキミだけ髪の毛がペッタンコになってないのはなぜ?!」
と驚かれたこともあるからです。
素人なりに自分のだけのためのノウハウを蓄積してきたのですが、それなりに効果を出せた裏付けでもあります。
素人のボクが勝手に導いた「ヘルメットで髪形ペッタンコを改善する方法」
ちなみにバイクに乗っていた当時に自分が導いた答えは以下でした。
まずはセットに関する見解
①基本的にハードジェルなどで「固める」のはダメ。ハードワックスなど「硬いけど固まらない」方が形が乱れにくく、乱れてもある程度は戻せる。
②最適な整髪料を選ぶこと(同じ「ハードWAX」というカテゴリでも硬さは違うし油分も違うので仕上がりが結構変わる。自分の感覚では油分が少ない方がヘルメットを被ったときの影響は少ない)
当時好んで対策に使っていたのはギャッツビーシリーズのWAXの中で一番ハードなタイプ(ムービングラバー・スパイキーエッジ)
※ただし愛用していたのは10年前で、最近使ってみたらだいぶ印象が変わっていました。10年前よりも”固さ”が控えめになっていて、若干”立たせにくい”印象を受けました。但し・・・自分の髪質や毛量も加齢しているので、自分の髪質が”立ちにくい”になってしまった可能性が拭えない(というか普通に考えればこちらかな・・・)
③ドライヤーは極力使わない。使う際にはハードWAXをつける前にすること(①で述べた硬いワックスをせっかくつけて髪にコシを出しても、ドライヤーの熱で柔らかくなってしまう)
④髪の毛が完全に乾いた状態でヘルメットを被る。生乾きや濡れた状態でヘルメットを被るのはもちろんNGだけど、Wet系、しっとり系の整髪料をつけた状態もNG
次はカットに関する見解
①美容師の世界ではトップ、前髪は短い方(3cm前後)が立ちやすいとされているらしいです。でも自分の経験でヘルメット対策に限って言うと、もう少し長い状態で持ち上げた方がペッタンコになりにくい(感覚的な目安は5〜8cmくらいか。短いと一度ペッタンコになると水をかぶらない限り元に戻らない)
以上が自分での経験で得たノウハウですが、このサイトを運営し始めてから約3年が経過して
「同じような悩みを抱えている人は多いのではないか?」
とふと思った。
オシャレな人はたいてい帽子を被っているけど、きっとなかには「どちらかというと仕方なく」被っている人もいるに違いない。
それを解決する方法を確立すれば、ずっと試行錯誤している「事業化」に発展する可能性もある。あくまで可能性。
いや、でもそういう悩みを周囲で聞いたことはないし、自分の想いが熱いだけという可能性もあるかも・・・
悩んでいる人がそれなりにたくさんいるのであれば、それを解決する方法を確立することには大きな価値が生まれるけど、悩んでいる人がいない悩みを解決するのはまさに時間のムダ。
ということで、”髪型ペッタンコ解決法”にニーズがあるのかどうか調べるためにInstagram上でアンケートをとってみることにしました。
するとこんな結果を得ることが出来ました。以下アンケートの結果です。
Q1 ヘルメットで髪型がペッタンコになりにくい整髪料やカット方法があったら知りたい?
はい:187人
いいえ:21人
Q2 「ヘルメットを被っても髪型がペッタンコになりにくい髪型にカット&セットする」という企画を立ち上げて
カットモデル募集!
と言ったら、あなたは(モデルをやることに)興味はありますか?
はい:84人
いいえ:45人
この数字が多いのか少ないのかがよくわかりません。
でもでも、注意したいのは90%以上(!!)の人が「ヘルメットで髪型がペッタンコになりにくい整髪料やカット方法が知りたい!」と言っていること。
これは試す価値がある。そして需要もあると判断しました。勝手に。
”そもそも興味がない人はこのアンケートに答えないのだから、このアンケートの結果から意味のあることを推測することなどできない”というツッコミはナシで。
でもやる。やりたい。要するにやりたくて仕方ないんです。だって効果があるのだから。
そしてQ2の「カットモデル募集!!」についてですが、突然カットモデルなんか募集してどうするの?とぶしつけな質問に戸惑った人も多いと思います。
実はボクの弟が美容室で店長をやっていてカット歴10年以上のベテランなんです。
なので、ボクが編み出したヘルメット対策ノウハウ(素人のバイク好き)と、カット&セットのプロである弟の技術をかけ合わせて効果を検証した上で、同じ悩みを持つ色々な人に試してもらおうという魂胆です。
まずはボクが開発したやり方は間違いなく効果がある。ボク自身が効果を感じていたし、それを他人が気づいてくれた実績もあるからです。
でも、それらはあくまで素人が編み出したもの。
プロの美容師であれば更に深くツッコんだ「カット方法」や「セット方法」を知っているはずだし、整髪料の知識も品揃えも豊富。
結局のところ髪型とは「シルエット」であり、髪型がペッタンコになるというのは、そのシルエット(縦横の比率)のバランスが乱れるということ(だと思う)。
であれば、シルエット(縦横の比率)の乱れが起きにくい長さのバランスもあるはずであります。
そのへんについて、プロである弟に訪ねてみると
「シルエットの乱れが目立ちにくい(ペッタンコになりにくい)ようにするカット方法はある」
とのことでした。
ッシャ!!やっぱり!
「コンビニや薬局のようなところで一般的にはあまり売られていない整髪料で、ペッタンコになりにくい(ボリュームを出す)整髪料も存在する。そういう整髪料を(美容師なら)仕入れることができる」
ヨシ!!
ってことで、まずはその整髪料を手配して、そのあいだに弟と詳細な打ち合わせを行いました。
「俺の素人研究ではトップの長さはこの程度なんだけど、美容師的視点から見るとどう?」
「確かに短過ぎない方が良いけど、サイドは大胆に刈り上げた方がシルエットが乱れにくいよ」
こんな感じで「どういうカットにするか?」を決めました。
打ち合わせが終わって家に帰った翌日、手配していたプロ御用達のボリュームアップ整髪料が届いたので使ってみた。
おぉ・・・確かに使ってすぐに髪の毛持ち上がりすぎるほど持ち上がるのがわかる。
そのうえでヘルメットを被った状態で20分程放置。
そしてヘルメットを取ってみると・・・
スゴイわ・・・
ヘルメットを取った瞬間は多少は乱れてたけど、手グシで整えたらすぐにバッチリもとに戻った!
いつもオフィスへ出社前の朝はどんよりした気持ちなのに、この日ばかりは化粧ノリの良かった女子のようにウキウキ小躍りしちゃいました。
嬉しくてヘルメットを取ったときの写真を撮ったんですが、載せるのがちと恥ずかしい・・・
かと言ってここまで書いておいて載せないのもひどい。
ってことで、使った整髪料の型番やセット方法、セットしてヘルメットを被ったらどんな感じになったのか?
これを示した内容をメルマガに書こうかと思います。
メルマガは自分のアドレスを私に差し出してくれている人に対して情報を公開するので、発信者はわりと安心して普段はWeb上では公開できないことも公開出来るんです。
ってことで、ヘルメットによる「髪型ペッタンコ」対策に、美容室御用達の整髪料を使ったときの効果を写真付きで知りたい方はこちらのメルマガ登録をお願い致します↓
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いや〜、プロと自分のノウハウのコラボレーション超楽しみだ!!
それではまた!
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