podcast配信しました。
三度の飯より怖い話。物心つく前の幼少期から怖い話が大好きな自分は夏になると怖い話がしたくて堪らなくなるので、怖い話が大の苦手なオワイナイトのタクヤ君を標的に怖い話をしてきました。
ただ、本気で嫌がる相手に無理やり怖い話を聞かせるのも後味が悪いので若干趣向を凝らして。
「怖い話が苦手」という人は、たいていの場合は”得体の知れないお化け”が苦手である場合が殆どで。
なので今回は「お化けの話と見せかけて、実はその裏には全く異質な怖い話が隠れている」という、今巷でちょっとだけ流行っている「意味が分かると怖い話」をしてみました。これなら心霊話が苦手な人も寝るときに「いまに枕元に幽霊が現れるのではないか?」という超常現象的な恐怖に震えることは無くなるから。
ボク自身、怖い話にはちょっとしたこだわりがある。怖い話は手品と同じであると思っていて、観ている人たちはそこに「タネと仕掛けがある」と知りつつも、それがわからないからこそ驚きがあるのであって、怖い話も「それが作り話である」ということがあからさまに分かってしまっては全然面白くない。そして単に驚かせるだけの類や、怖さが度を越えていて面白さを通り越してしまっていたり(「この話を三日以内に5人に伝えないと呪われる」的なものは度を越していて反則。基本、話の途中で泣き出す人が出てくるようなものはやり過ぎ)
だから自分のなかの強いこだわりは、自分自身のリアルな実体験であること(誰が体験したのかもわからないようなネット上の作り話ではないこと)と、いたずらに「心霊体験」と強引に結びつけたりせずに、辻褄の合わない部分や摩訶不思議な部分は「謎」として残しておくこと(手品だってその全てを「超能力」としてしまったら不気味過ぎる。あくまで仕掛けはあるけど、それがどこにあるのか謎に包まれているから面白い)。
そして好奇心を刺激されて面白いこと。
要は、旅先のホテルの部屋の枕元に現れた人物が、その部屋で不幸に見舞われた人物である経緯と背景を作り話を混ぜて強引に全て明らかにしてしまうよりも、その人物が部屋に現れた痕跡と証拠が残りつつもそれがいったい誰なのか、そもそもこの世に存在しない人物なのか、それとも生身の人間が忍び込んだのかが謎に包まれていた方が好奇心も刺激されて面白い。強引な心霊体験とはしないで、謎は謎として素直に残しておく方が好奇心と想像力を掻き立てられて面白い。
そして今回の怖い話は、小学校6年生の時に実際にクラスの仲間たちと一緒に体験した心霊的恐怖体験なんだけど、実は当時の恐怖体験の裏には、心霊的恐怖体験とは全く別の更に怖い話が隠れていたという話。実際、裏に隠れている怖い話は子どもには理解できない話なので、ボク自身、大人になるまで裏の怖い話の存在に全く気付かなかった。
それが、大人になってから裏側の怖い話の存在に気付きゾクゾクしてしまった。というお話です。
そしてその当時、問題となった場所では実際に何が起きていたのか?その後当事者の大人たちがどうなったのかが謎に包まれているという。
それでは怖い話が好きな人だけどうぞ(笑)↓
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