バイク

「女性バイク乗り」と「旅」のはなし

podcast配信しました。

今回はゲストにGSXR600やDucatiのパニガーレに乗る素敵な女性ライダーみれいさんをお呼びして僕とオワイナイトのタクヤ君、みれいさんの3人で対談してみました。

ぶっちゃけ、女性から見たカッコいいバイク乗りってどんな人なのか(タクヤ君が)気になって気になって夜も眠れなかったので、もういっそのこと女性をお呼びしてその辺のお話を聞いてみたのです。

対談の前半は一人で全国どこへでも旅に出てしまう根っからの旅人のみれいさんがおススメしてくれたツーリングスポットについて。僕がこれまでに行ったツーリング場所としてはダントツで最高だった八幡平をオススメしてくれたので会話は大いに盛り上がりました(タクヤ君は八幡平を知らないようでしたがw)。

八幡平の松尾鉱山はバイク好きだけでなく廃墟好きにとっても最高(松尾鉱山に関しては廃墟好き向け)なので是非是非行ってみて欲しい。というかそれよりも自分自身が絶対にまたバイクに乗って行きたい場所。その魅力はPodcastで聴いてもらうとして、八幡平、松尾鉱山の写真を貼っておきます(実際にここに行ったときにも数百枚の写真を撮影したにもかかわらず、全てのデータを紛失してしまったため、ロイヤリティフリー写真をDLしたものを貼ります。なので夏に行ったのに松尾鉱山の写真が冬のものになっています)

あと、配信の中で冬に閉鎖してしまう超オススメの秘湯温泉街について話してるのですが、記録にも頭にも場所も名称も関連情報が全く残っていないので、頭の中にある自分の映像記憶と「火山 冬季 閉鎖 東北 温泉街 秘湯」というキーワードだけを頼りにGoogle大先生の情報大海原から取り出そうと配信後に試みた。

ところが自分の頭の中にある記憶の映像と一致する温泉街が一向に一つも出てこない。こうなると自分の頭の中にある思ひ出映像が実は幻想である可能性が出てきてしまうのだけど(もしくは温泉街が消滅してしまった可能性もゼロではない)。

高校生の頃、「チャリンコの旅」というのが仲間内で大流行したことがあった。やり方は、最初にザックリとした方向だけ決めておいて、地図も持たずにひたすらその方向に向かって自転車で走るという。例えば最初に埼玉方面と決めたら、ひたすら埼玉方向目指して走る。地図も見ずにひたすら埼玉方向へ走り、そのうち周囲には見たことのない景色が広がって、電柱に書かれた住所を見ると恐らく埼玉県の領域に入っていたとしても構わずにひたすら走り続ける。

日が沈んで次第に周囲が暗くなっていくと、いよいよ自分たちがどこにいるのか皆目見当もつかなくなり、帰ろうにも東西南北すらわからない。それでもみんなで出鱈目にひたすら走るなかで、小高い丘から見下ろした小綺麗な夜景や、森の中の不気味な祠、疲れて自転車を放り投げて倒れこんだ河川敷や、自分たちと同じ歳くらいの美人な女子高生に場所を訪ねる名目で声をかけた場所が何処だったのか、あとで調べようにも調べようがない。記憶の中の場所にもう一度行きたいと思っても二度と行けない。そもそもそこが何処だったのかも不明。

そのうちその記憶がリアルなものなのか、幻想なのかも怪しくなってくる(自分のなかにある記憶はどれもリアルな記憶であるという確信はあるけど、実際には何度も思い出すうちにその中の記憶は恐らく想像が混ざり、次第に想像の割合が増していくのだと思う)

これが何とも楽しくて10代の頃に繰り返していたんだけど、楽しくて意図的にやっていたというよりいい加減でズボラな性格のせいで必然的にそうなってしまっただけっぽい。大人になってからバイクでの一人旅をしても当時の記録を全て100パー紛失してしまって結局、冬に閉鎖される秘湯の温泉街が何処だったのか、そもそも今も現存する場所なのかもわからないという同じ事態に陥ってる。

これはこれで悪くはないなと思いつつ、これからの人生のどこかでひょっこりとあの幻想的な温泉街があらわれて、いつかまた1泊したいと思いつつ、肝心なpodcastの後半は「女性から見た素敵な男性バイク乗り」です(こっちがメイン)

興味のある方は是非聴いてみてください。

関連記事

  1. バイクとリスクについて
  2. モラルとルールには罠がある
  3. 他人のカスタムに口を突っ込む!?
  4. 旧いモノの価値についてモノ申す!
  5. 姫ライダーって何?
  6. Podcastはじめました
  7. 「イキがる」のは「弱さ」の表れ?
  8. 夏なので怖い話

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP