僕は以前に10年間ほどCB400Four(408cc)に乗ってました。別に特攻の拓に憧れていたわけでもなく、その当時福山雅治氏が乗っていたからと言うわけでもありません。
そのスマートなデザインと小さな車体にギッシリと詰まった感のある空冷4気筒エンジンの造形とサウンドに憧れていたからです。
きっかけとなったのは、高校生の頃に池袋サンシャイン通りで見た暴走族でした。
当時自分の中で暴走族といえば、天まで伸びるロケットカウルにやたらと長いテールカウル、そしてハデハデピンクのカラーリングのイメージしか無かった。
でもその時に見た暴走族は、シックなカラーにスポークホイールを履いたスマートな車体に(良い意味で)古くさくてノスタルジックなデザインが脳裏に焼き付いています。
そして信じられないほどに音がうるさかった。
当時はチーマー、サーファー全盛期で、池袋サンシャイン通りにはキャデラックやビュイック、アストロなどデカいアメ車がズラリと並んでいて、彼らが我が物顔で通りを占領していた。
その場所にパンチパーマに捩り鉢巻き&特攻服を着た十人程度の暴走族がやってきて、サンシャイン通りを堂々と通る姿はメチャクチャにカッコ良くてスゴイ衝撃だった。
その時一緒にいたバイクに詳しい親友に聞くと、彼らが乗っていたのは70年代付近のビンテージバイクで「旧車」と言われるものらしい。
「おれ、族なんてダサいからキライだけど・・・ケッチとかヨンフォア、ゼッツーなんてスゲェカッコいいぜ」
その時に走っていたのは、ホークにGSにCB400Four(ヨンフォア)にGT380(サンパチ)にホーク。
当時これらの単車は知らなかったけど、古くさいデザインと音がしっかりと脳裏に焼き付いていて憶えてしまった。
中でもスマートでスタイリッシュなデザインのヨンフォアは特にカッコ良くて、その後ローンを組んで購入。
十年以上乗った後に手放したことを本気で公開しています。
そんなヨンフォア好きの自分は、大の映画好きでもある。
なので大好きなヨンフォアが登場する映画をまとめてみました。
CB400Four(ヨンフォア)が登場する映画まとめ
あれだけ有名で、マンガにも登場するバイクだから、映画にもたくさん出てそうだけど、意外にも少ないです。
自分の知る限りでは、能年玲奈氏と登坂広臣氏主演の「ホットロード」(2014年公開)と、超絶にハンサム(死語)だった竹内力氏主演の「彼のオートバイ彼女の島」(1986年公開)の2作品くらい。むしろ他にあったら教えてください。
ホットロードの方は2016年7月15日の夜(この記事を書いている時点の3時間ほど前)にテレビ放送してたみたいです(知らなかったから当然観れなかった・・・)。
せめてヨンフォア映像だけでも載せておきます・・・
ちなみにこの映画「ホットロード」に登場する車両は、東京・日野市にある「ウエマツ」という旧車・ビンテージバイク専門店が車両提供しています。
実は、僕のヨンフォアもこの「ウエマツ」で購入しました。
旧車・ビンテージと言うと、まず心配なのが「故障」「メンテ費用」かと思いますが、自分のヨンフォアは10年間殆どトラブル無し。
しかもメンテ嫌いな自分は殆どメンテもしませんでしたが、毎週末になると1日中全開で走り、青森にも九州にも新潟にも行って走りまくりました(その代わり2年に1階の車検時には10万円弱かけてみっちりメンテしてもらいましたけどね)
旧車でもしっかりとしたお店を選べば、故障やトラブルの心配は必要ないというのが自分の実感です。
「彼のオートバイ彼女の島」
今や哀川翔と並ぶVシネヤクザの帝王でもある竹内力氏。その姿はもはや竹内力士の方が良いんじゃないか?というほど貫禄がありますが、「彼のオートバイ彼女の島」で1986年に主演を果たしたこの頃は、まさにハンサムの代名詞といえるほど美男子だった・・・
それは良いとして、肝心なヨンフォアもキャストホイール以外はほぼフルノーマルで登場します。
そして、海外でも、このCBシリーズは圧倒的な人気を誇り、英国のカフェレーサーもアメリカのチョッパーもHONDAのCBをカスタムして乗っている人が本当に多いです。
下はイギリスのカフェレーサーたちがヨンフォアに跨る姿は鳥肌が立ってしまいます。殆ど原型無くなるくらいにカスタムされてますけどね。
こちらはアメリカ(?)の女性が跨るカフェレーサー仕様のCB400Four(ヨンフォア)。
上品でスマートな車体はやっぱり女のコに似合いますな。スバラシイ・・・
あれ・・えっと・・・何の話をしてたんだっけ・・・・
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