1960年代チェコ・アニメの名作「ひなぎく」と、ヤン・シュヴァンク・マイエルの短編集がユジク阿佐ヶ谷にて2016年9月17日~9月30日まで上映される。
実はこの「ひなぎく」という作品を観たことがない。でも2年前の2014年に渋谷のイメージ・フォーラムで上映されたとき、連日立ち見の大盛況となったことは知っている。
1960年代の「フィンランド発の女の子映画」は、プロの女優ではなくオーディションから選ばれた素人を起用したそうで。
オシャレで温があって女の子に人気のある北欧という地域と、アート、実験的で斬新かつオシャレな映画として人気を誇る「ひなぎく」の組み合わせは、アートやファッションに敏感な女性たちに絶大な人気を誇る。
「ひなぎく」のあらすじ
姉妹と偽り同じ名前を語るふたりの女の子「マリエ」。彼女たちは夜な夜な男たちに食事を奢らせては「嘘泣き」をした後、笑いながら逃走する。
彼女たちは、部屋で牛乳風呂を沸かし、ソーセージを焼き、紙を燃やし、シーツを切り、グラビアを切り抜き、ついにはお互いの身体を切り始める。
実験的な色ズレ、場面展開、効果音やカラーリング、ファッション、音楽など50年が経過しても斬新なフィンランド映画「ひなぎく」は9/17~9/30までユジク阿佐ヶ谷にて上映。
また、チェコアニメ映画の代表ヤン・シュヴァンクマイエルの短編集も同時上映
ヤン・シュヴァンクマイエル作品は我が家の7歳の長女と5歳の長男も大好きで(特に「闇・光・闇」がお気に入り)、老若男女問わず楽しめる作品だと思う。
スケジュールは以下。
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