ATG作品のあれこれ。最高に面白い映画はこれ!!

kadokawa

 

先日、本屋へ行ったら「昭和40年男」で「俺たちの角川映画。」という特集が組まれていたので思わず買っちゃいました。

 

これまでの角川映画の歴代作品とその製作背景を振り返るという特集記事です。

 

角川映画は1976年に当時の角川書店が、自社で出版する書籍の宣伝のために映画を利用したことから始まり、横溝正史原作・ATG(アート・シアター・ギルド)製作の「本陣殺人事件」への50万円の出資が最初だそうです。

 

その後は松竹の「八つ墓村」に出資したところ、松竹の都合で製作が延期。その頃書店で予定していた「横溝正史フェア」に影響してしまったことから、次作の「犬神家の一族」から自社で製作することを決意したことから角川映画が始まった(Wikipedia)。

 

「犬神家の一族」も「八つ墓村」も、当時は全く物語展開を理解できなくても恐怖に慄きながら(テレビで)観ていたのが懐かしい。

 

特に「八つ墓村」なんて、母親から「実話がもとになっている」ことを聞いて、背筋が凍るような「ゾクゾク感」をおぼえて大興奮しました。

 

角川映画といえば、自分の中では「犬神家の一族」と「セーラー服と機関銃」に始まり、大好きな松田優作主演作品も多くて小学生の頃は日本映画といえば角川映画だったような気もするけど、そこは気のせいかもしれない。

 

だって当時は「角川映画」なのか「松竹映画」なのか、監督は誰なのか?そういった「製作の背景」は全く意識せずに観ていたし、「角川作品だから観に行こう!」「東映がこんな作品を?!」なんて、ただの一度も感じたことがありません。

 

ただの一度もです。

 

そして最も印象深い「犬神家の一族」に関連した金田一シリーズ映画いついて、よくよく調べてみると

 

「八つ墓村」=松竹製作

「犬神家の一族」=角川製作

「病院坂の首縊りの家」=東宝製作

「悪魔の手毬唄」=東宝製作

 

と、そもそも製作会社は至ってバラバラやんけ。

 

だから「俺たちの角川映画。」という特集のタイトルに惹かれながら、「これこそ角川映画だ」なんて手放しで同調するのは、自分にとってほぼ”知ったかぶり”の世界になってしまいます。

 

初めて製作会社を意識したATG(アート・シアター・ギルド)

 

冒頭で、角川書店が初めて映画と関わったのが、ATG(アート・シアター・ギルド)製作の「本陣殺人事件」への50万円の出資であることを記したけれど、僕が初めて日本映画の制作会社を意識するようになったのもATG(アート・シアター・ギルド)でした。

 

そのきっかけは中学2年生の時に観た「家族ゲーム」(1984年ATG製作)が価値観がひっくり返るほど面白かったから。

 

ビデオが擦り切れるほど繰り返し観ては腹がよじれるほど笑った「家族ゲーム」は、観ているうちに

 

「こんなに面白い映画を製作したのはいったい誰なんだ?!」

 

と深堀りしたくなり、図書館で松田優作の伝記を読んだしているうちに監督は森田芳光、製作会社は「ATG(アート・シアター・ギルド)」であることを知ります。

 

ATGはもともとはフランス映画のヌーヴェルバーグ革命(?)に触発されて「商業映画ではないアート作品」を配給することが目的で設立されたATG作品は、クセのある映画が多いけど面白い。

 

そしてそのATGの中でも「家族ゲーム」は群を抜いて面白い。

 

かつてテレビで、松本人志監督がインタビューを受けていた時

 

「松本さんがこれまでに観た映画の中で一番面白かった作品は何ですか?」

 

と質問されて

 

「うーん・・・日本映画で言ったら・・・」

 

と言いかけた瞬間に、僕が直観的に「家族ゲーム!!」と言うのと同時に松ちゃんも「家族ゲーム」と答えたことがあるくらいです。

 

そのくらい面白い。

 

ATG製作、森田芳光監督、松田優作主演の「家族ゲーム」は間違いなく面白いので、絶対に観るべし!!!

 

 

 

 

 

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