Z2のお化けが超こわい・・(前編)

暑くなってきましたね・・・今日なんて「何なんだ?!この暑さは?!」ってくらい暑かった・・・

そしてこれから夏場は旧車にとっては受難の季節ですが個人的には寒いより暑い方が大歓迎。アブラゼミやヒグラシの鳴き声のなかをバイクで旅すると「あ~おれは今バイクで旅をしてるんだなぁ」という高揚感が沸いてきます。

そして夏といえば怪談・怖い話。ボクは怖い話が幼少時代から大好きです。小学生の頃、夏休みの課題図書を買うために親からもらったお金で「怪談特集」の本を買って帰ってきて烈火のごとく怒られるほど。更には怖い話が好きすぎて、「ホンモノ怖い話 体験部屋」というAndroidアプリを開発してしまったほどです。Androidアプリのダウンロードはこちら

そしてデモ映像はこちら↓

なので今回は何年か前にテレビで「夏の怪談」的な番組が放送されていたのを見たときの話をベースにオリジナルの怖い話を作ってみた。

題して「Z2(ゼッツー)の幽霊」

これがですね、かなり怖い・・・怖い話が無条件でダメな人はこの先は読まない方がよろしいかも知れません・・・

Z2(ゼッツー)の幽霊

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この話の内容は「夏休みに若い男女グループが避暑地の別荘に遊びにきた帰り道」という設定。そのグループの中で一番ワイルドな不良風の男が、真っ黒の車体にシボハン、集合菅という「爆発仕様のZ2」に乗っていました!「怖い話」+「ワルな旧車」という理想的すぎる組み合わせに釘付けになりました。Z2の走行シーンも(一瞬だけど)出てきます。

避暑地の別荘で楽しいひとときを過ごした彼らは「じゃ、そろそろ帰ろうか・・・」と帰り支度を始めるところから話はスタート。

Z2でタンデム走行で来たカップルZ夫とCB子。それと車で来たカップルK朗とK美と、別の車で一人で来た主人公の女性Sは、それぞれ自分の車に乗り、帰路へつきます。

「じゃあ待ち合わせ場所はSの家で」

それぞれがSの家に向かう。そしてSが自宅に着いたとき、まだ他のメンバーは誰も到着していない様子だったので、Sは一人自宅で4人の帰りを待ちます。

そして30分経っても1時間経っても、他のメンバーは誰も到着する様子が無い。連絡もない。「事故にでもあったのかな!?」いよいよ心配になったSのもとへZ夫とCB子がZ2に乗って現れた!

「よかった・・・」

安心するSに対して、深刻な表情で部屋に入り静かに語るZ夫。

「なあS・・・落ち着いて聞いてくれ・・・さっき警察から連絡があって、K朗とK美がSの家に向かう途中、車の事故で亡くなった・・・いま病院で確認してきたよ・・・トラックと衝突して・・・即死だったようだ・・・」

「え・・・!?」

告げられた事実を飲み込めずに唖然とするS。

「亡くなったって・・・死んだってこと・・・?!」

すると突然Sのケータイが鳴り響く。Sがケータイを手に取り液晶画面を覗くと発信者がK朗になっている!

「あ・・・K朗からだ・・・」

つぶやくSに対して怯えるZ夫とCB子。

「まさか!?そんなはずは・・・!!ダ、ダメだS!その電話には出ないほうが良い!!ヤバイって!」

電話に出るのを止めようとするZ夫とCB子。しかしSは

「さっきまで一緒にいたあの二人が死んだなんて信じられない・・・まだ生きてるのかも・・・」

そして電話に出ると・・・

「ガッ・・・ガッ・・ガッガ・・・!」

途切れ途切れに鳴るノイズ音だけが聴こえる・・・

「ダメだ!電話を切るんだ!」

止めるZ夫を振り切るS

「もしもし!K朗!?今どこにいるの?!聴こえる?!」

「ア・・・ア・・・ック・・・!」

途切れ途切れに聴こえる男の声。K朗なのか!?どちらにしてもやはり様子がおかしい・・・戸惑っていると、突然明瞭な声が電話口からはっきりと聞こえてきた。K朗の声だ!

「やっと通じたかS!いいか!落ち着いて聞いてくれ!今おれとK美は〇☓病院にいるんだけど・・・Z夫とCB子がSの家に向かう途中でバイクの事故で死んだんだ・・・トラックと衝突して・・・即死だったようだ・・・」

ますます状況が読み込めないS。

「でも・・・Z夫とCB子・・・いまここにいるよ・・・二人ともK朗とK美が事故で死んだって・・・」

「Z夫とCB子が来てるって?!おれとK美が死んだって?!違う!死んだのはZ夫とCB子の方だ!いいか!今すぐにその部屋から出るんだ!なにも言うな!振り返るな!すぐに逃げろ!おれは今Z夫とCB子の遺体の目の前にいるんだ!!二人とも死んだんだ!!」

確かにSはZ夫とCB子が、K朗からの電話をやたらと「切れ!」と迫ってくるのは変な気がしていた・・・

とにかくここを出なければ!!

なにも言わず急いで玄関に走ろうとするが身体が動かない。Sの両腕が背後からがっしりと捕まれている・・・

「イ、イヤ!」

声をあげ思わず振り返るSの目に前には・・・

うん。夢中で書いているうちにこのサイトの趣旨から明らかに外れてきました・・・「好き過ぎる」というのは恐ろしい・・・なのでこのへんでやめておきます・・・。

もしこの先の結末が知りたい方はシェアボタンを!たくさんシェアされたらこの先の結末を書いてみます。

以上、Z2(乗り)の幽霊の話でした・・・

 

後編はこちら

 

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