YAMAHAのYard Builtプロジェクトは、世界各国の著名なカスタムビルダーとYAMAHAがコラボして、YAMAHAのフラッグシップモデルとなる車両をカスタムしていくプロジェクト。
ベースは当然ながら現行車であるけど、世界中のカスタムビルダーが作り上げるだけあって、クラシカルでスタイリッシュなものが多く、プロモーション映像を観ているだけで飽きない。
これまでにシンヤ・キムラさんがFaster SonというテーマでビルドしたXSR700や、ヨーロッパのビルダーによるXJR1300など、複数のYard Builtプロジェクト車両を掲載してきましたが、ひとつ、あえて取り上げなかった車両があります。
それはVツインモデルのXV950。
HONDAのRVFやCX500など、尖ったV型モデルは大好きだけど、アメリカンを模したV型モデルは面白味に欠けるような気がして、あまり興味を引かれることがなかったからです。
しかし、このXV950のフォルムを一目見たらそんな思いは吹っ飛んでしまうほどカッコいい。
ビルドしたのはKingston Customsというドイツのビルダーで、
「カフェレーサーでもあり、ボバーでもあるこのスタイルを、カフェ・ボブと名付ける」
と語る。
これがカッコいい。
シングルシートにショートリアフェンダーにセパレートハンドルというスマートなデザインにカスタムされたXV950に跨がるのは、欧州YAMAHAのプロジェクトを統括する日本人マネージャーであるシュン・ミヤザワさん。
現行車でも国産アメリカンでも、ノスタルジックでスマートで全体的に低いフォルムにセンス良くカスタムされた車両はカッコいいなぁ・・・
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